Interview 03
ものづくりを楽しみながら、できることをどんどん増やしていける製造現場
T.Y.
2022年 新卒入社
なぜ自動車精工に入社しましたか?
ものづくりができて、働きやすそうだったから。
高校卒業時に進路を考える際、目的もなく専門学校や大学へ通うよりも、早く社会に出て働いたほうがよいと思いました。そのタイミングで親の友人から自動車精工の存在を聞き、面接を受けることになりました。
私は元々ものづくりが好きで、時間があるときにはDIYや料理、スイーツ作りなどを楽しんでいます。この会社ならものづくりができますし、休みがしっかり取れるので無理なく働けそうだと思い、入社を決めました。
入社前に工場を見学させてもらったのですが、溶接している人が火花を浴びていたので「自分は耐えられるのか?」と不安にもなりました。しかし入社後に作業してみたら、たしかに熱かったのですが、だんだんと慣れることができました。
何より、想像していたよりも仕事が苦ではなく、新しい業務をどんどん覚えられるような環境だったので、とても楽しく働いています。
現在の業務内容を教えてください。
飼料運搬車の各部品の製作や組立。
特装車製造部の部品課に所属し、飼料運搬車の各部品の製作や組立を担当しています。飼料運搬車の仕様はお客様によって異なるため、図面や作業手順書を見ながら正確に作業しています。
はじめは上司に教えてもらいながら仕事に慣れていき、作れる部品を少しずつ増やしていきました。今は一通りの部品を作れるようになったので、品質を保ったままより早く作れるように意識しています。
また特装車製造部には、飼料運搬車のタンク部分を組み立てる完成させる架装(かそう)課や、そのタンク部分とトラックの枠組みとを組み合わせる艤装(ぎそう)課もあります。このふたつのチームは私のいる部品課と隣接した業務内容のため、必要に応じて手伝いに行っています。
仕事する上で心がけていることは何ですか?
製品を丁寧に製作すること。
製品を丁寧に制作することです。会社としては多くの発注を受けているので、少しでも作業をスピードアップするのが今の目標ですが、それで製品の精度を下げてしまうのは避けるべきだと思います。
見える部分をよりきれいに溶接したり、触れたときにケガすることのないよう、鉄製品の角部分のやすりがけを丁寧に行ったりとさまざまな工夫をこらして、欠陥がなく見た目のよい飼料運搬車をお客様の元に届けたいです。
また、私たちの作る部品には非常に細かいものが多く、寸法がたった1ミリずれただけでも車体にはまらないことがあります。入社当時は「1ミリしか違わないのに…」と思っていましたが、実際に部品がうまくはまらなかったり、部品をむりやり入れようとして曲がってしまったりすることを経験して、より正確に製作しようと思うようになりました。
このときたくさんの部品を自分で作り直したからこそ、今の成長があると思っています。
現在の仕事環境で「働きやすい」と感じる点を教えてください。
社員の仲がよく、コミュニケーションがとりやすいところ。
社員の年齢層は幅広いですが、比較的仲がよくて、コミュニケーションをたくさん取っています。現場でも和気あいあいとしていて、休憩を一緒にとったり、昼食後に仲のよいメンバーでスマホゲームをやったりしています。
また、工場は空調が効いているので、夏でも作業しやすい点が魅力です。休みも取得しやすく、現場は残業がほとんどありません。私も家庭を持っているのですが、仕事と家庭を両立しやすく、家族の時間も持てるので嬉しいです。
今後、どのようなキャリアを構築したいですか?
飼料運搬車の製造に広く対応できるようになりたい。
飼料運搬車の製造に関する、部品課・架装課・艤装課の業務をすべてできるようになりたいと思っています。部品課の仕事はだいたいできるようになってきたので、他の課の仕事を手伝いながらも、より多くの技術を得ていきたいです。
なお、コミュニケーションが取りやすく、キャリアの希望を上司に直接伝えやすい環境なので、異動したいときには遠慮なく伝えようと思っています。
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